2010年6月2日水曜日

死にかけた

普段自分が死ぬことなんて意識はしません。おそらく世界トップレベルの安全国、日本に生まれ育ったからでしょう。そんな普電意識をしない、死が身近にあるというのも貧乏旅行のひとつのエッセンスだと思います。
今回は中米の危険国グアテマラの話です。

中南米のグアテマラを旅していた頃。ホームステイを三日ほどした家があります。割と大きな家で、個室にとまらせてもらいました。しかし、問題はシャワー。標高が2800超あるのに、真冬なのに、シャワーが電気式なのです。
電気式とは、オール電化などというECOとか小洒落たものではなく、シャワーの出口に直接つけるティファールみたいなものです。だから、シャワーの出口にいくまでは水で、そこで急激に電気を使って温められたお湯を浴びることになります。

もちろん、冷え切った水があったまるはずもなく、ジョボジョボと水がたれるぐらいにしてやっと浴びれる温度になるわけです。だから、シャワーの前には必ず運動をして体を温めてからでないと、入れたものではありません。

その電気シャワーがこの家にもあったのです。グアテマラではとてもメジャーなこの電気シャワー。なんの疑問もなく浴びました。まず腕立伏せをして、シャワーの電源を入れて浴び始めます。もう、寒すぎて震えがとまりません。なんとか髪洗い体を洗い。その電気シャワーのスイッチを切ろうとした


その時です!!


全身がビビビビとしびれました。
身動きがとれません。全身がしびれています。
体の中に変なものが通っている感じがします。


感電した!!



その時、脳裏にその言葉が浮かびました。どんなに貧しいっ国だって、水をお湯に変えるぐらいの
電力をそこで使っているわけだから、電圧は高いはずです。このままの’状態でいたら絶対死んでしまう。


死んじまう!シャワーで死ぬなんて、ほんとに残念じゃない!

お父さん、お母さん、僕はシャワーで死にます!!


とシビれた頭の中で叫びました。




しかし、幸い


重力の力で、するりとスイッチから手が離れました。

短い時間だったので、幸い重症にならずたすかりました、まだシビれた体でそっと、シャワーを見てみると、電線がむき出しでつながっています。

そりゃあ危ないは


感電をした人なんてあんまりいないわけだから貴重な体験なのですが


死ぬかとおもった。まじで

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